英語を話すためには、文法を勉強して単語を覚えて、、、
と長く険しい道のりがあると思いがちです。
中学、高校と英語をそれなりに勉強してきたのに、未だに英語が話せない、、、そんな人に今何をするべきかを教えてくれます。
「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください」は対話形式で読みやすいです。
本書を読めば、難しいことは抜きにして、とりあえず英語を話してみることが重要だと分かります。
英語が話せなくても、明日から海外で使えるフレーズ(May I have?など)や考え方が満載の本です。
「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください」の特徴は、同じメッセージでも伝え方は一つだけではないということです。
英語が苦手なひとほど、唯一の正解があるのではないかと勘違いして、自信を持って英語が話せない状態だと思います。
分厚い文法書や問題集をひたすら勉強するのは、英語が苦手な人には苦痛でしかありません。
英語を話したいと始めた勉強が、いつの間にかTOEICで高得点をとることにすりかわっていた、、、難しい文法問題を解くことが目的になっていた、、、そんなことにならないようにしないといけません。
(ちなみに本書ではTOEIC650点以上は無駄と書かれてあります)
本書を読めば、今必要なのは単語や文法を覚えるのではなく、とりあえずオンライン英会話に申し込んで、外国人と英語を話してみることだと思うはずです。
外国人と英語で話すのは大変、、、と勝手に思い込んでいる心のブレーキを外してくれる1冊です。
もちろんこれ1冊で、ビジネスなども含む英会話を全てカバーできません。
しかし英語を話せるようになりたいなら、今ある知識(文法や単語)の範囲内で外国人と話すのが一番の近道だと思わせてくれます。
「今ある知識で英語を話してみよう!」という考え方に共感できる人は、『英語日記BOY』との相性も良いはずです。
英語を話すためには、未来に先回りして話したい内容を英語の文章にまとめておくことが必要だと書かれてあります。
そのために使うのが日記です。
