このページでは「キク英文法」(杉武史)の使い方、勉強法について解説します。
キク英文法の使い方
キク英文法は1回読んだら終わりではありません。
少なくとも5周から10周はさせるつもりでスケジュールを組みます。
最初の1周目は、1日余裕でこなせるページ数にします。
この時点で大事なことは、キク英文法を毎日開いて読むことを習慣化させることです。
もちろん、やる気のあるうちに1周させることは重要ですが、無理なペースで進めて3日坊主で終わっては本末転倒です。
1日1時間とれる人の勉強法
キク英文法はプロローグと18のチャプターで構成されています。
英語の勉強時間として1時間さける人は、1日1チャプターのペースで進めましょう。
キク英文法を19日間で1周できます(プロローグを含めて)。
無理なく続けたい人の勉強法
キク英文法は1日に2ルールのペースで7週間で終わるにように構成されています。
各ページに「Day1」「Day2」、、、「「Day49」とふってあります。
ただ、各チャプターの文法のIntroduction(イントロダクション)部分には「Day」が割り当てられていないので、その部分をいつ勉強するかを決めないといけません。
なので49日よりも日数がかかると考えておいたほうが良いです。
目安としては3ヶ月以内に最初の1周を終わらせるようにしましょう。
効果的な勉強法
キク英文法は、ノートに要点をまとめるのではなく、目や耳、口を使って勉強してください。
例えば、バスや電車の中でテキストを読んで、自宅でその日に読んだ英文を音読します。音読の目安は1文につき5~10回程度。
キク英文法にはCDがついているので耳でも勉強しましょう。ただし最初の1周目は無理してCDを使う必要はありません。
勉強が習慣化されるまでは「準備のハードルは低いほうが良いから」です。
キク英文法のレベル。TOEIC対策に使える?
キク英文法はアルクが発行する英語超人学参シリーズのなかで大学受験、英検1級対応レベルに位置づけられています。
主要100大学とセンター試験(現在は共通試験)の過去問題を、分析して大学入試に必須の212項目をまとめた文法書兼問題集です。
おすすめの英文法テキストとしてユーチューブなどで紹介されることが多いですが、自分の用途にあっているかを先に確認してください。
TOEIC対策にも使えます(英文法の基本を学ぶ用途として)。
ただ、TOEIC独特の言い回しにも慣れておいたほうが良いので、最終的には公式問題集で文法問題を演習することをオススメします。