このページでは「DUO3.0」の使い方を徹底解説します。
1994年に発売され、2.0、3.0とバージョンアップしてきたロングセラー英単語帳「DUO」の効果的な使い方を紹介します。
DUO3.0の効果的な使い方
DUO3.0には560本の英文が収録されています。
ひとつひとつを暗記してから前に進む勉強法は非効率です。
まずは前に進むことを基本とします。
1文の中に重要単語と熟語、それらに関する情報(別の意味、類義語など)が収録されています。
勉強はじめの段階では、別の意味や類義語などには目もくれず、日本文と英文のみをチェックします。
チェックの仕方は、黙読と音読の併用が効果的です。
例えば、電車やバスなどでの移動時間には「黙読」、家で勉強するときには「音読」をします。
DUO3.0のおすすめ勉強法
DUO3.0は全部で45のセクションに分かれています。
最初の勉強では、1日1セクションを目安に45日間で1周させると良いです。
1日2セクションでも良いのですが、三日坊主で終わると意味がありません。
無理のない範囲で継続させるという意味で「1日=1セクション」を推奨しています。
どの英単語帳の勉強にも言えますが、最初の1周目がつらいです。
逆に言えば、1周さえ出来れば、あとは慣性の法則にしたがって前に進めます!
注意点は、最初の1周で成果を期待しないことです。
英単語は接触回数を増やさないと覚えられません。
ほとんど単語を覚えていない人もおられると思いますが、凹んではいけません。
2周目からは進めるスピードを早くします。
目安は1.5倍~2倍です。
1日1,5セクション、もしくは2セクションで進めます。
基本的には3周目以降は1日2セクションで進めます。
時間がとれるのであれば1日3セクションでもokです。あくまでも「継続できるか?」で判断してください。
3周目からは音声教材を導入するのもアリです。CDが発売されていますので、黙読タイムに耳と目で勉強すると効果的です。
DUO3.0の1周目と2周目で音声教材を使わない理由は、準備などの手間が増えると単語の勉強が習慣化できない人も多いからです。
加えて英文の内容をある程度知っている段階で音声教材を導入したほうが、勉強しやすいからです。
TOEICの勉強に使える?
DUOはTOEICの勉強に使えます。
DUOの最初のページのほうに、「語彙レベル」として掲載語でスコア600点から780点まで対応できると書いてあります。
あくまでも目安です。個人的にはDUOはもっと高いスコアまで対応できると感じています。